6.天国では結婚していない

6.天国では結婚していない

 「復活はないと言っているサドカイ派の人々が、イエスのところへ来て尋ねた。

 「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が死に、妻を後に残して子がない場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。

 ところで、七人の兄弟がいました。長男が妻を迎えましたが、跡継ぎを残さないで死にました。

 次男がその女を妻にしましたが、跡継ぎを残さないで死に、三男も同様でした。こうして、七人とも跡継ぎを残しませんでした。最後にその女も死にました。

 復活の時、彼らが復活すると、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」

 イエスは言われた。

 「あなたたちは聖書も神の力も知らないから、そんな思い違いをしているのではないか。

 死者の中から復活するときには、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ。」

 マルコによる福音書12章18節から25節まで(新共同訳)

注目したいのは「死者の中から復活するときには、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ」ということば。

聖書の結婚観がどれだけ「強い」夫婦関係を教えているか見てきましたが、このことばは結婚関係がどんなに強く良いものであっても永遠のものではなく、この地上の世界だけの関係であることを示しています。

イエスによって罪を赦された人たちは天国で─夫婦のパートナーだけでなく─すべての人と愛し合い、互いに仕えるようになるのだと理解しています。

たとえこの地上でどんなに良い夫婦関係を築けたとしても...

逆を返せば、たとえこの地上の世界でどんなに良い夫婦関係が築けなかったとしても...

天国ではもはや人と結婚することはない。

 「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。
 エフェソの信徒への手紙5章31節と32節

なぜなら、この地上の結婚はどこまでいっても「過ぎ去っていくもの」にすぎず、永遠に続くのはイエスとイエスを信じる人たちの関係だからです。

ほぼ2年かかりましたが(笑)とりあえず「聖書の結婚観」シリーズはここまでです。
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by hajimac | 2009-05-13 04:21 | エッセイ