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ありし日のはじめ


by hajimac

小さな子どものしつけについて

小さな子どものしつけに関して、僕たち夫婦は James Dobson の本 “Strong Willed Child” にとても影響されました。

この本のメッセージは要約すると次の2点

1.なにについてしかるべきか。

2.どのようにしかるべきか。

1について、子どもが未熟なためにしてしまうようなミス─例えばうっかり水をこぼすとか─についてはしからない。

むしろミスを受け入れてあげることで子どもは愛を感じるでしょう。

だけど、親が守りなさいと言ったことに対して、子どもが意図的に逆らったとき、このときにはきびしく罰を与えるべきです。

子は親の言うことを守らなければ果たしてどうなるのかを無意識にも試していて、もしこのときに親がしつけなければ、子どもは親の言葉を無視しても良いのだと理解してしまうそうです。

だから時には面倒でも、子どもが意図的に僕たちの言葉を無視した場合には、向き合って話をするようにしています。

逆に僕たちも子どもが始める会話を無視しないように心がけます。

2について、子どもをしかるのに感情的になる必要はありません(といっても誰もなりたくてなっているわけではありませんが)。

むしろ親が感情的になって子どもをしかる場合、子は親に対する尊敬をなくしてしまうそうです。

冷静に、なぜ罰を与えなければならないのか、なにがいけなかったのか、どうするべきだったのかを教え、それから罰を与えます。(罰はしっぺでもオシリたたきでも一定時間静かに座っている、でも子が罰を与えられていると理解できるものであればなんでも良いです。)

罰を与えた後はしっかり抱きしめて自分がどんなに子どもを大事に想っているかを伝えます。

そんなこんなで直美と安娜はこちらがときに驚かされるほど聞き分けの良い子たちに育ったなぁっと思わされます。(自画自賛)

諾亜はどうでしょうか???

と、言うわけで今は James Dobson の Bringing Up Boys という本を読んでいます。

女の子と男の子では対応がまた違いそうで、楽しみ半分、不安半分、といったところです。

p.s. 本の他にビデオがあって、こちらのほうが1,2時間で聴けるし分かりやすいです。前に図書館で借りたんですけど、見つかりません...

Strong Willed Child の日本語版は「新・思いきってしつけましょう」のようです。
by hajimac | 2007-02-06 11:49 | 子育て